文化は、人と人が交わす言葉に宿る。食卓を離れられないこと、真昼の暑さに日陰へ逃れること、理由のない「もしも」——そのひとつひとつに、イタリア語は名前を持っている。その名前を知れば、イタリアをただの観光客として歩くことはもうない。この本には111の言葉と表現。それぞれの意味、感じさせるもの、使われる瞬間、そして響き。